|
場所 |
中央区日本橋浜町2・3丁目−江東区新大橋1丁目 |
長さ |
170m |
幅 |
24m |
形式 |
斜張式鉄橋 |
最初の架橋 |
1693年(元禄6年) |
現在の架橋 |
1976年(昭和51年) |
|
|
|
新大橋通りが通る橋です。隅田川で三番目に古い歴史を持つ橋です。この橋は江戸時代、埋立開発の進んだ深川と、日本橋とをつなぐ交通路の必要から架設されたました。当時の架設場所は、現在より百メートル下流にありました。新大橋の名前は当時、大橋と呼ばれていた両国橋の次に架けられた、新しい橋ということからつけられています。この橋は最初の架設から50年の間に、20数回の改修を重ねています。幕府は維持費がかかり過ぎるため廃橋にしようとしたが、沿岸の人々の反対にあい、撤去をあきらめたといいます。しかし、その後橋の経営は町人の手に移り、その維持費は通行料に依存することになりましたが、1809年以後は、廻船問屋の寄付金でまかなわれていました。
明治時代、新政府よってかけられた鉄橋は、震災・戦災に耐え、関東大震災の時はたくさんの人がこの橋に避難して助かっており、お助け橋と呼ばれました。その橋も、老朽化のため取り壊され、愛知県明治付に一部が移築保存されています。現在の新しい橋の二本の支柱には、安藤広重の「大はしあたけの夕立」の絵と、旧鉄橋のブロンズ製レリーフがはめこまれています。 |
|
|