厩橋

場所 台東区蔵前2丁目・駒形2丁目−墨田区本所1丁目
長さ 151.4m
21.8m
形式 下路式アーチ橋
最初の架橋 1874年(明治7年)
現在の架橋 1929年(昭和4年)
春日通りにかかっている橋。最初の橋は地元住民が費用を出し合って造った通行料を徴収する木橋でした。それまでは180年余りも、御厩の渡しという渡し舟が行き来していました。この渡し船は、別名「三途の渡し」ともいい、客を乗せすぎでよく転覆していたらしいです。この御厩の名前の由来は、川の西側に幕府の馬小屋があり、御厩河岸と呼ばれていたことからついたそうです。橋がかけられたときも、江戸っ子は「おんまいばし」と言ったそうです。木橋は老朽化し、100メートル下流に明治26年に鉄橋となって架け直されました。しかし、大震災で焼け落ち、昭和になって現在の橋がまた架け直されています。