| 富岡八幡宮境内にあります。木場において筏を扱う者を筏師といわず「川並」と呼んでいます。その語源はわかりませんが、いかにも江戸っ子らしい呼び名です。この川並が、堀川の上で材木を扱いながら遊戯的に行ったのが、角乗りのはじまりといわれています。文化文政のころにはなかば興行的に行われ、角乗りの演技者も数多くおり、現在に受け継がれています。昭和27年9月には、角乗りの技術の保存と育成を目的に「木場角乗り保存会」が設立され、同11月3日には「都無形文化財」に指定されました。毎年10月、江東区文化祭に参加、昔のままのイキな姿で一般にその妙技を披露しています。 |
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