| 小名木川が隅田川に流れ込む手前にある橋で、現在のものは、長さ56.4m、幅11mの昭和5年に架けられた鋼橋ですが、それ以前は木橋でした。この橋は富士山がきれいに見える江戸時代からの名所です。安藤広重の名作「江戸名所百景」に万年橋が取材され、橋の手前に大きく亀が描かれ、遠くに富士が描かれています。また、葛飾北斎の名作「富嶽三十六景」には「深川万年橋下」と題して、万年橋の虹形の橋を大きくあつかい、遠くに富士山を描いた錦絵があります。現在では、昔の面影はなくなってしまいました。 |
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