佃大橋

場所 中央区明石町−月島へ都道304号線
長さ 576.3m
25.2m
形式 三径間連続鋼床桁橋
最初の架橋 1964年(昭和39年)
現在の架橋 1964年(昭和39年)
佃大橋は飾りのない実にシンプルなデザインで、日本の架橋技術を駆使してつくられたものといわれています。この橋は戦後はじめて隅田川にかけられた橋です。永代橋と勝鬨橋の交通渋滞を緩和するために架設されました。架橋前、佃島と明石町の間には隅田川最後の渡し「佃の渡し」がありました。佃大橋の完成により人びとに長く親しまれていた渡しはなくなりました。 実は、佃島の人々が江戸市街へ渡るのに各自の船を使ったのが、佃の渡しのはじまりといわれています。最盛期は一日平均七十往復もしていたそうです。