両国橋

場所 中央区東日本橋2丁目−墨田区両国1丁目
長さ 164.5m
24m
形式 鉄橋
最初の架橋 1661年
現在の架橋 1932年(昭和7年)
国道14号線、通称靖国通りが通過する橋です。隅田川のうち、千住大橋に次いで、二番目に架設されました。完成当時は「大橋」とよばれていましたが、当時の隅田川の対岸は、武蔵国でなく下総国に属していたので、武蔵と下総を渡る橋という意味で「両国橋」の名が、一般的に使われるようになりました。その後、新大橋が架設されたのを機会に、両国橋を正式名称にしました。この橋は隅田川の花火大会といった江戸を代表する年中行事を生み、長い間江戸文化を象徴する橋でした。しかし、明治時代、花火のおりに欄干が崩れ落ち、たくさんの死傷者を出したことから20メートル上流に鉄橋を架けかえてます。また、現在の橋は関東大震災で焼け落ちた後、架けかえられたものです。